キャリア専門メディア『FindOne』は、200人の社会人を対象に『キャリアコーチングの認知度に関する調査』を実施しました。
今回の調査結果では「キャリアコーチングを聞いたことがある」と回答した人が全体の21%に上り、5人に1人はキャリアコーチングを知っているという結果になりました。
また、キャリアコーチングに関するイメージ調査では「自分の強みを発見できそう」と回答した人が24%、「自己分析のやり方を教えてくれそう」と回答した人が20%と、自己分析を手助けしてくれるサービスであると認知されていることが分かりました。
キャリアコーチングは2019年から利用者が増えている市場であり、今後の動向が注目されます。
【TOPICS】
- 「キャリアコーチングを聞いたことがある」と回答した人が全体の21%に上り、5人に1人はキャリアコーチングを知っていることが判明
- 「自分の強みを発見できそう」と回答した人が24%、「自己分析のやり方を教えてくれそう」と回答した人が20%となり、「キャリアコーチングは自己分析を手助けしてくれるサービス」と認知されている傾向がある
- 「料金が高い」と回答した人が9%、「信用できるサービスなのか不安」と回答した人が6%となり、ネガティブな印象を持っている人も一定数いる
(1) 5人に1人が「キャリアコーチングを聞いたことがある」と回答
「キャリアコーチングを聞いたことがありますか?」という質問に対して「聞いたことがある」と回答した人が21%に上りました。
また、男性・女性におけるキャリアコーチングの認知度は、男性が21.3%、女性が21.6%とほぼ同じ割合となりました。
(2) 年代別でキャリアコーチングの認知度が最も低いのは「20代」
「キャリアコーチングを聞いたことがある」と回答した人の割合は、20代が17%、30代が20%、40代が25%となりました。
(3) 「キャリアコーチング = 自己分析に強い」というイメージが浸透している
「キャリアコーチングを聞いたことがある」と回答した人に「キャリアコーチングに対するイメージを教えてください」という質問をしたところ、「自分の強みを発見できそう」と回答した人が24%、「自己分析のやり方を教えてくれそう」と回答した人が20%となり、自己分析に関するイメージが強いことが分かりました。
一方でネガティブな印象を持っている人もおり、「料金が高い」と回答した人は9%、「信用できるサービスなのか不安」と回答した人は6%に上りました。
調査まとめ
キャリアコーチングは2019年頃から活発になったサービスですが、既に「5人に1人はキャリアコーチングを聞いたことがある」ということが分かりました。
コロナ禍で周りに相談できる人が少なくなった状況も、サービスの認知度が広まった要因の1つと言えるでしょう。
現在は、キャリア形成に苦労している40代にキャリアコーチングが浸透している一方で、認知度が最も低い20代にキャリアコーチングが浸透していくかが市場拡大のポイントとなります。
調査概要
・調査対象: 20代〜50代の社会人
・調査方法:Web上でのアンケート
・調査期間:2021年12月02日~2021年12月12日
・有効回答数:200名
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